枕然記

春はあけぼの 日暮らし硯に向かひて 久しくとどまりたる例なし

【子ども科学電話相談 先生名鑑】小菅正夫先生

「子ども科学電話相談」レギュラー化記念

個性あふれる先生方を好き勝手に紹介する【先生名鑑】

 

小菅正夫先生 (動物担当)

1948年北海道生まれ。北海道大学獣医学部卒。獣医師。

大学卒業後、旭山動物園へ就職。飼育係長、副園長を経て2009年に園長へ就任。閉園の危機にあった同園を再建し、入園者数においても日本有数の動物園にまで育て上げた。

2009年に定年退職し、現在は札幌市円山動物園参与を務める。

 

「奇跡の動物園」としてドラマになったこともある旭山動物園、ご存知の方は多いでしょう。

動物の自然な生態を見せる「行動展示」を取り入れ、閉園の危機から一転、日本一の動物園にまで育て上げたのが、小菅先生その人です。

現在、どの動物園でも「行動展示」が一般的になりつつあり、私たちは動物の様々な姿を見ることができるようになりました。

それは、小菅先生と旭山動物園のスタッフの方が取り入れ、試行錯誤した成果あってこそ。

日本国内だけでなく、海外からも動物園関係者が視察に訪れているという旭山動物園、いつか家族旅行で行ってみたいものです。

 

さて、そんな素晴らしい実績をお持ちの小菅先生、おもしろエピソードに事欠かないお方でして。

  • 高校時代、北大の柔道部でよく練習する機会があり、北大柔道部に入りたいがために北大へ進学(獣医学部を選択したのは、幼いころからペットをたくさん飼っていたから)
  • 柔道で鍛えすぎて腕が太くなり、牛の検査で直腸に腕を入れたら牛が悲鳴を上げ、検査を断念せざるを得ず、産業獣医師を諦める
  • 先生から「小菅!象の尻は牛よりデカいぞ!」と言われたこともあり、卒業間際に募集を知って旭山動物園へ就職

とまぁ、これだけでもいかに楽しい先生か、十分伝わるんじゃないかなと思うのですが、私が一番好きなのは、「動物に嫌われる」話。

小児科の先生が子どもに嫌われるのと同じように、先生も動物たちに嫌われていたそうで、飼育員さんが行くと寄ってくるのに、先生が行くとパニックになるとか、虫歯治療に連れていったオランウータンに髪の毛を引きちぎられたとか。

そして、動物園の動物だけでなく、自宅で飼っているカメのたいようくんも、小菅先生が呼んでも来ないのに、奥様が呼ぶと寄ってくるという、ちょっと切ないエピソードまであるんです。

動物が大好きなのに、いつも片想いの先生。

いつか両想いになれるといいのですが(笑)

 

動物園で様々な動物と触れ合った経験をもとに、びっくりするような動物の生態も教えてくれる小菅先生。

動物の話はもちろん、先生自身のおもしろエピソードも必聴です。

どんな話が飛び出すか、乞うご期待!