枕然記

春はあけぼの 日暮らし硯に向かひて 久しくとどまりたる例なし

【子ども科学電話相談 先生名鑑】田中修先生

「子ども科学電話相談」レギュラー化記念

個性あふれる先生方を好き勝手に紹介する【先生名鑑】

まずはレギュラー初回に登場するこの先生から。

 

田中修先生(植物担当)

1947年京都生まれ。京都大学農学部、同大大学院博士課程修了。農学博士。

米国スミソニアン研究所博士研究員などを経て、現在は甲南大学特別客員教授を務める。

著書も多く、最新刊に『植物のひみつ』(2018年6月刊行,中公新書)がある。

 

 

田中先生の最大の特徴は「コールアンドレスポンス」

たとえ難しい専門用語で今すぐ理解できなかったとしても、言葉そのものを覚えておくことに意味があるとの思いから、子どもたちに復唱させるスタイルをとられています。

「言葉だけでも覚えとこうか。アントシアニン。言うてみて」

アントシアニン!」

大きなお友だちはこのコールアンドレスポンスを楽しみにしており、先生の「言うてみて」が出ると、Twitterでも一斉にレスポンスが並びます。

規模は違えど、『天空の城ラピュタ』の「バルスみたいなもんで、「アントシアニン」「クロロフィル」といった単語がトレンド入りすることも珍しくありません。

さらに年季の入ったリスナーは、たとえ田中先生が出演されていない回でも、レスポンスしやすい専門用語が出てくると、田中先生の「言うてみて」を脳内再生してしまうようです。

なお、この「言うてみて」、リスナーだけでなく他の先生方にも大人気。

初回で共演される丸山先生も憧れていらっしゃる模様。 

丸山先生もコールアンドレスポンスできるのか、要チェックですね。


田中先生のもうひとつの聞き所は、遠慮なく繰り出されるゆったりとした関西弁。

関西弁と一口に言っても、実は地域によってかなり違いがあるのですが、先生は私が一番聞きなじみのある関西弁なんですよね。

特に好きなのが、関西弁に特有の「一文字の単語の語尾が伸びる」ところ。

 葉 ➡ はぁ

 芽 ➡ めぇ

 実 ➡ みぃ

これは文字起こしでは伝わらない魅力なので、ぜひ放送で確かめていただければと思います。

さて、私がかなり好きだった回答をひとつご紹介しておきます。

質問は「どうしたらキノコが食べられるようになりますか?」というもの。

「キノコを育てて成長を見守れば、キノコってすごいなぁと思うから、きっと好きになると思います。ぜひ育ててみてください」という内容だったのですが、関西人が得意な擬音たっぷりの解説と、「そっちから攻めるのか!」という驚きでとても印象に残っています。

ちなみに、キノコは植物ではないんですが(菌類なのでカビの仲間です)、野菜扱いされていることもあり、いつも植物の先生が答えていらっしゃいます。

非常に聞きやすい特徴的な関西弁と魅惑のコールアンドレスポンス、一度聞けば癖になること間違いなし。

皆さんも一緒にコールアンドレスポンスしてみませんか?